スーパーかせんカゴ(河川護岸工)

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製品概要
歩掛表
施工実績
製品比較
Q&A
スーパーかせんカゴ写真

【スーパーかせんカゴ(河川護岸工)】 は、
 再生高強力ポリエステル繊維(ペットボトル再生繊維)などを芯材とし、 高密度ポリエチレンにて被覆し、
 耐候性に優れた線材にて網状に製作し長方型状に加工した袋材です。
 (ふとんかご、じゃかご、かごマットとも呼ばれています。)
 河川護岸・河岸の緑化工として使用し、耐海水性、耐酸に優れ、サビない・腐らない・軽い特長を活かして、
 従来のメッキ鉄線カゴでは施工できなかった場所の他、様々な用途に用いられています。
 これからの多自然護岸工法に適応した次世代型護岸材です。

特 長


1.様々な環境で使用可能

河川水が強い酸性を示す区間、塩分濃度の高い区間や河口付近、腐植土などで構成されている区間でも使用可能です。


2.軽量・安全

軽量で取り扱いが容易で専門工を必要とせず、繊維材のため、サビ、ササクレなどが発生しないので、
 作業中及び完成後も危険がありません。 また、濡れても滑りにくく安全です。


3.現地発生材が利用可

中詰め材は現地発生材やコンクリート塊が使用できます。

規 格


仕 様 網 地 ポリエステルコンポーズ無結節網
網 糸 ポリエステルコンポーズ線 φ2mm
網 目 50mm
結合コイル ポリエステル φ3mm
結合ロープ ポリエステル φ4mm
強 さ ポリエステル
 コンポーズ線
1.0kN以上/1本
結合コイル 引張強さ 3.0kN以上
結合ロープ 引張強さ 3.6kN以上
 伸び 40%以下
組立完了写真
カゴタイプ(多段積タイプ) スロープタイプ
品 番 規 格 厚 さ 網 目
AH-1 1.0W×2.0L×0.3H 30cm 50mm目
AH-1H 1.0W×1.0L×0.3H 30cm
AH-2 1.0W×2.0L×0.5H 50cm
AH-2H 1.0W×1.0L×0.5H 50cm
AH-1
 吊り上げ型
1.0W×2.0L×0.3H 30cm
AH-2
 吊り上げ型
1.0W×2.0L×0.5H 50cm

※現場に合わせた形状寸法の製作も可能です。ご相談ください。

用途例


 ● 護岸工

  スロープタイプ
施工例(スロープタイプ・平張り)

 ● 護岸工

  多段積
施工例(多段積み)


現場施工例  (画像をクリックすると拡大します)


  • スロープタイプ(海岸)

    スロープタイプ(海岸)

    スロープタイプ(海岸)

  • 多段積タイプ(設置型)

    多段積タイプ(設置型)

    多段積タイプ(設置型)

  • 緑化マット併用タイプ

    緑化マット併用タイプ

    緑化マット併用タイプ

  • 内袋付タイプ(中詰材は砂)

    内袋付タイプ(中詰材は砂)

    内袋付タイプ(中詰材は砂)


  • 吊り上げタイプ

    吊り上げタイプ

    吊り上げタイプ

  • 間伐材併用タイプ

    間伐材併用タイプ

    間伐材併用タイプ



関連商品


ポリコンポネット
ポリコンポネット(多機能ネット)

「スーパーかせんカゴ」と同じく「再生高強力ポリエステル」を芯材にして、
高密度ポリエチレンでコーティングしたネットです。
強い酸性を示す河川や、塩分濃度の高い海岸でも長期間使用可能です。

→ [ ポリコンポネット ]

参考歩掛表


【スロープタイプ】100m2(展開面積)当り直接工事費
 見積条件:吸出し防止材 /国土交通省土木工事積算基準使用
 (注)諸雑費は、補強材料(単管パイプ、鉄筋等)の損料、消耗材料の費用であり、
 労務費、機械損料及び運転経費の合計額に上表の率を乗じた金額を上限として計上する。
名  称 規  格 単位
数  量 摘  要

t=30cm t=50cm
世 話 役   0.7 0.8  
特殊作業員   0.9 1.2  
普通作業員   8.0 9.9  
スーパーかせんカゴ
  m2 100.0 100.0  
中詰め用石材   m3 32.4 54.0 割増率8%
吸出し防止材 t=10mm m2 107.0 107.0 割増率7%
バックホウ運転 排出ガス対策型クローラ型山積0.8m3 h 6.3 8.2  
諸 雑 費 4% 1.0 1.0  
【多段積タイプ(突込式)】350m2当り直接工事費
 (注)カゴの面積は正面投影面積当たりとする。 /災害復旧工事の設計要領使用(社団法人 全国防災協会発行)
名  称 規  格 単位
数  量 摘  要
スーパーかせんカゴ 1.0W×2.0L×0.5H m2 350.0 正面投影面積
割栗石   m3 332.0 (注)補正係数-0.05
普通作業員   57.0  
バックホウ運転 排出ガス対策型クローラ型山積0.8m3 h 16.0  
吸出防止材 t=10mm m2 600.0  
【多段積タイプ(並列式)】300m2当り直接工事費
 (注)1.カゴの面積は正面投影面積当たりとする。 2.カゴの下段基礎部は2個使いなので、計上もれに注意すること。
  /災害復旧工事の設計要領使用(社団法人 全国防災協会発行)
名  称 規  格 単位
数  量 摘  要
スーパーかせんカゴ 1.0W×2.0L×0.5H m2 300.0 正面投影面積
割栗石   m3 332.0 (注)補正係数-0.05
普通作業員   57.0  
バックホウ運転 排出ガス対策型クローラ型山積0.8m3 h 16.0  
吸出防止材 t=10mm m2 625.0  
【平張り(カゴタイプ)】100m2(展開面積)当り直接工事費
 見積条件:吸い出し防止材必要時別途計上 /国土交通省土木工事積算基準使用
名  称 規  格 単位
数  量 摘  要

1×2×0.3 1×2×0.5
世 話 役   1.35 2.25  
特殊作業員   1.45 2.45  
普通作業員   5.00 8.35  
スーパーかせんカゴ
  m2 100.0 100.0  
充 填 材   m3 32.4 54.0 割増率8%
バックホウ運転 排出ガス対策型クローラ型山積0.8m3 h 8.0 13.3  
諸 雑 費 2% 1.0 1.0  

施工実績


スーパーかせんカゴ施工実績 スーパーかせんカゴ施工実績 スーパーかせんカゴ施工実績 スーパーかせんカゴ施工実績 スーパーかせんカゴ施工実績 スーパーかせんカゴ施工実績 スーパーかせんカゴ施工実績

「鉄線カゴ」と「スーパーかせんカゴ」との比較 

概  要 鉄線カゴ スーパーかせんカゴ
 (ポリエステルコンポーズ無結節網)
材  質 亜鉛アルミ合金めっき鉄線 ポリエステル繊維(再生含む)を
 高密度ポリエチレンで被覆した線材
耐久性 物性 耐候性 耐用年数(大気中)30年以上 耐候性試験(サンシャインウェザー
 メーター試験)8000hで強さ保持率99%
耐酸性 酸性溶液では劣化する
 (耐用年数10〜15年)
塩酸pH=2.5で強さ保持率93%
耐アルカリ性 アルカリ溶液では劣化しない 水酸化ナトリウムpH=12で
 強さ保持率100%
耐海水性 海水には劣化する(10〜15年) 塩化ナトリウム3%溶液で
 強さ保持率100%
耐摩耗性 強いがメッキがはがれると腐食する UNK型摩耗試験機による摩耗試験
 1500往復で強さ保持率100%
耐腐植土性 劣化する(10〜15年) 劣化しない(強さ保持率100%)
耐久性 メッキ部が剥げると錆び、
 線材が劣化する
錆びず劣化しない
施工性
河床面への追従性 屈撓性はややあるが、
 河床面の凹凸に追随しにくい
河床面の凹凸に追随し、
 屈撓性が良い
機械化 一部人力施工 一部人力施工
水中施工 不可(ドライワークが原則) ドライワークが原則だが水深が浅い
 場合は可能(吊り上げ型もあり)
組立(熟練度) パネルごとのコイル接合が必要 一部パネルのコイル接合と蓋の結束
 が必要(箱型は組立完了型)
製品重量 重い(1.0m×2.0m×0.5m ∅4mm 
 130mm目合 約18kg
軽い(1.0m×2.0m×0.5m ∅4mm 
 50mm目合 約2.6kg
製品の発展性 既存の形状のみで異形品は難しい 繊維製なので、あらゆる形状・
 寸法に対応可能
メンテナンス 立ち上がりの部材が腐食すると
 補修は不可能
部材が腐食しないので、表面のネット
 材またはその一部を補修する程度で
 元の機能に修復可能
 また軽量ネット材なので補修が容易
社会性 安全性 構成/形状 ・カゴの角やコイルの先が鋭く危険
 ・施工中施工後すべりやすい
 ・線材が錆びて断線すると、
  破片が流出して危険
・素材が繊維系なので柔らかい
 ・鋼製と比較すると、施工中施工後
  すべりにくい
素材 亜鉛メッキの場合、
 環境に悪影響を及ぼす危険
ポリエステル繊維とポリエチレン樹脂から
 できているため、生態系を撹乱するような
 物質の流失はない
環境性 生物環境 ・カゴに石材を詰めた構成になっているので、石材間の空隙を利用して
  動植物の生息環境を検討することができる。
リサイクル素材   再生ペットボトル使用

【実例】 スーパーかせんカゴの再利用


2011年奈良県で施工された台風被害復旧工事にスーパーかせんカゴが採用されました。
 あいにく工事期間中にふたたび台風被害に見舞われ、普及現場も再度被災。
 通常、鉄製のかせんカゴは崩れたときの線材の変形のため再利用できませんが、
 柔軟性のある繊維製のスーパーかせんカゴは、8割方再利用することができました。
 発注者の方にも、このような天候の変化に直面する災害復旧現場に適しているとコメントをいただいています。

よくお問い合わせいただく質問と答え


Q:仕様の網地・網糸にある「ポリエスエルコンポーズ」とはどういう素材ですか?

A:ポリエステルを芯材にして、高密度ポリエチレンでコーティングしたものです。


Q:標準的な製品重量は?

A:標準品(W1.0m×L2.0m×H0.5m)で2.6kgです。
  被覆鉄線製のかせんカゴと比較すると、1/6で軽量です。


Q:規格外のオーダーは可能ですか?規格品と比べて割高になりますか?

A:規格外も対応可能です。
  割高になりますが、繊維材の利点を活かして、現場に最適な仕様で製作します。
  目合いは最小35mm〜最大100mmまで実績があります。


Q:どのような土木工事に使用できますか?

A:主に河川護岸工、護床工、根固め工に使用されています。
  耐アルカリ性・耐酸性・耐海水性に優れるため、従来鉄線かせんカゴが使用できなかった場所にも設置可能です。


Q:河川の流速制限はありますか?

A:「美しい山河を守る災害復旧基本方針」(社団法人 全国防災協会)に適用流速が記載されています。
  ・かご(平張):設計流速5.0m/s以下
  ・かご(多段):設計流速6.5m/s以下


Q:吊り上げての施工は可能ですか?

A:吊り上げ型があります。吊りロープを現地で底網・側面網に通してください。
  W1.0m×L2.0m×H0.5mの場合、基本的にΦ8mmポリプロピレン黒エンドレスロープで6点吊り
  (吊りロープ3本)です。


Q:設置型と吊上型の違いはなんですか?

A:吊りロープの有無です。
  設置型は主にドライワークで使用します。
  吊上型は水中施工(水中据付)が可能です。


Q:河川護岸の使用で耐候性はどれぐらいですか?

A:耐候性試験(サンシャインウェザー試験)8000hで強さ保持率99%です。


Q:酸性の強い地域の使用で耐用性はどのぐらいですか?

A:酸およびアルカリに対して90%の強度保持率があります。


Q:施工には熟練技術が必要ですか?

A:特に必要ありませんが、ご希望があれば施工指導を行っています。


Q:カゴの厚みはどのように決めるのですか?

A:まずは河川の流速に対する中詰め材の粒径を算出して、カゴの厚みを決定し、
  中詰め材の平均粒径の3倍程度を確保するものとします。
  標準的な中詰め材料の平均粒径とカゴの厚さの関係は下記のとおりです。

中詰め材料の粒径 平均粒径 籠の厚さ
5cm〜15cm 10cm 30cm
15cm〜20cm 17.5cm 50cm

Q:どれぐらいの高さまで積めますか?

A:道路土工・擁壁工指針に沿って検討を行い、安定する高さまでは積むことが可能です。


Q:河川で使用するとき、となりのカゴと連結するのですか?

A:連結すると安定性が増すので推奨しておりますが、最終的にはお客様の判断になります。


Q:網が破れた場合の補修方法は?

A:損傷部よりひとまわり大きな網地(最低1目以上)で覆い、結束ロープで周囲を結束します。


Q:鉄線系カゴとの比較、直接工事費の比較資料はありますか?

A:どちらも用意しています。お問い合わせください。TEL:(03)6716-0888


Q:『建設物価』(一財・建設物価調査会発行)に記載されていますか?

A:2012年9月号より「特殊かご(2)」の欄に記載されています。


Q:NETISに登録されていますか?

A:登録されています。(No.QS-020035-V)


Q:図面作成の依頼は可能でしょうか?

A:製品割付図・材料表・直接工事費の作成が可能です。



お問い合わせ先


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