コスモグリッド(盛土補強土工法)
 「コスモグリッド」と「エコユニット」の組み合わせで、補強土工法の多くの実績があります。

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製品概要・コスモグリッド
製品概要・エコユニット
施工手順
施工実績
Q&A

【コスモグリッド(補強土工法)】 は、
高強度・低伸度のポリエステル繊維を使用した織編組織の格子状製品です。表面にアクリル
樹脂をコーティングすることで、耐候性の優れた補強土工法用ジオグリッドを実現しました。
盛土構造物中にコスモグリッドを一定間隔で層状に敷設すると、格子状に織られた「コスモ
グリッド」の網目構造の中に盛土材を強固に拘束して、補強領域をブロック化し盛土構造物の
安定をはかることが できます。 また、盛土壁面の緑化も行えます。


「本製品は、構造特性、強さ特性、耐久性、耐燃焼性、生態系に対する安全性、施工性に関して
(一財)土木研究センターの審査証明を取得しています。」

補強土工法の特長


1.土地の有効利用ができます

緩勾配盛土の補強はもちろんのこと、一分勾配までの急勾配盛土築造が可能であるため、敷地の有効利用ができます。


2.容易に施行できます

コスモグリッドを使用した盛土補強工は、コンクリートや鉄筋などの重い材料を使用せず、熟練工も不要であるため、
 短期間で容易に工事を進めることができます。狭い場所や交通の便の悪いところでも施工が可能です。


3.発生土の有効利用ができます

粘性土を含むものから岩砕まで広範囲の現地発生土を利用することができるので、無駄がなく経済性に優れています。


4.耐震性に優れています

コスモグリッドによる盛土補強は、たわみ性の盛土構造物であるため地震に対して強く、又特別な基礎を必要としません。


5.周囲の自然景観と調和します

盛土を周囲の環境に調和させるように、壁面を植生土のう等で緑化させることができます。


コスモグリッドの特長


1.高強度・低伸度で盛土構造物をしっかりと支えます。


2.耐候性に優れ長期間の使用に耐えます。


3.格子状織網組織であり土中の引抜抵抗力に優れています。


4.軽量で巻癖も弱く取扱いが容易です。


5.土の透水性を全く損ないません。


6.焼却時にダイオキシン類が発生しません。

規 格


品番 目合い
 (mm)
製品幅
 (m)
製品長さ
 (m)
質量
 (g⁄m2
製品基準強度
 (kN⁄m)
CG−20(※) 25×25 2.00 50.00 120 18
CG−40 25×25 2.00 50.00 270 39
CG−60 25×25 2.00 50.00 350 58
CG−80 25×25 2.00 50.00 410 78
CG−100 25×25 2.00 30.00 540 98
CG−150 25×25 2.00 30.00 750 147

※建設技術審査証明対象外

【 エコユニット(コスモグリッド壁面材) 】 は、
コスモグリッドを積層敷設した壁面に施工する製品で、エキスパンドメタルをL字型に加工したものです。
設計に合わせた勾配で施工ができ、法面の均一化、緑化が可能です。
さらに剛性に優れているため、施工時の土圧にも十分対応できます。
また(一財)土木研究センター認可のZAMメッキ鋼板を使用しているので、耐久性に優れ、クロムフリーで環境にも
配慮しています。

※ZAMめっき鋼板 :日新製鋼株式会社が開発した、高耐食溶融メッキ鋼板。亜鉛+アルミニウム+マグネシウムの
         めっき層を持つ新しい溶融めっき鋼板です。
         めっき層から溶け出したアルミニウム・マグネシウムを含む亜鉛系保護被膜が端面部を覆う
         ことにより、優れた耐食性を発揮します。

エコユニットの特長


1.設計に合わせた勾配で施工ができます。

2.コンクリートなどよりも重量が軽いため作業性に優れています。

3.法面の緑化ができます。

4.組立が簡単なため熟練技術が不要です。

5.斜体材・腹起こし材を使用しており剛性に優れています。

6.ZAIMメッキ鋼板を使用しているので強い耐性を備えています。

7.用途に合わせていくつか仕様があり、より適切なものを選択できます。

● エコユニットの工法用途例

 エコユニット(標準タイプ)


エキスパンド製の緑化型壁面材で、
底面・中間にコスモグリッドを繋ぐことで
効率の良い補強土壁が構築できます。

 エコユニット(ステップバックタイプ)



壁面後部の転圧作業の効率化と
小段ごとの緑化(花などの植生化)を容易にし、
景観に配慮した製品です

 エコ・ウッドユニット



間伐材を有効利用でき、装飾だけでなく
壁面の腹起こし防止も兼ねた製品です。
(間伐材が交換可能なタイプもあります。)

コスモグリッド・エコユニット施工のフローチャート


コスモグリッド施工実績
コスモグリッド施工写真

施工実績


コスモグリッド施工実績 コスモグリッド施工実績 コスモグリッド施工実績 コスモグリッド施工実績 コスモグリッド施工実績 コスモグリッド施工実績

よくお問い合わせいただく質問と答え


Q:コスモグリッドで行う「補強土工法」について具体的に教えてください。

A:補強土とは、盛土内に敷設された補強材(ジオテキスタイル)と盛土材料との間の摩擦抵抗によって
  盛土の安定を補い、標準法面勾配より急な盛土や擁壁(土留め構造物)構造物とした土工構造物です。

  補強土には大きく分けて「補強盛土工法」「補強土壁工法」の2つがあります。
  「補強盛土工法」…法面勾配が1:0.6(6分勾配)以下の緩い勾配で、法面部に土圧が 作用しない、
           もしくは小さい盛土を補強盛土と称します。
  「補強土壁工法」…法面勾配が1:0.6より急なもので、鋼製法枠・コンクリート壁・ グリッド巻き込みなど
           による補強を行う工法です。


Q:「コスモグリッド」と「エコユニット」を組み合わせた工法(エコユニット工法)とはどんなものですか?

A:鋼製枠にコスモグリッドを接続した、前面緑化型の補強土壁工法です。


Q:コスモグリッドは主にどんな場所で使用されますか?

A:材料が軽量で人力で施工可能な工法なので、林道で使用される場合が多いです。
  ほかにはダムの付替道路、国道・県道・市道の拡幅や橋梁、カルバート周りなどにも使用されています。


Q:盛土材が粘性土でも対応できますか?

A:締め固めのできる状態(適正含水比内)であれば実際に使用して施工を行っています。


Q:設計段階で地下水が多いと分かっているとき、排水計画も行っていますか?

A:地下水・湧水などの対策設計を行っています。
  過去の事例としては、前面部に道路があって(掘削不可)補強土下部に水が溜まってしまう現場があり、
  適切な排水計画をご提案させていただきました。ご相談ください。


Q:設計強度はどの値を選ばれていますか?

A:(一財)土木研究センターの試験結果を考慮した軽減係数を入れた値の設計クリープ強度を用いています。
  酸性土壌など現場状況により、耐久性や損傷の安全率を考慮した設計強度を決定する場合もあります。


Q:工法比較はできますか?

A:可能なかぎり、その都度現場に合わせた断面などで作成しています。


Q:コスモグリッド補強土の設計検討に必要な資料は何が必要ですか?

A:予備設計段階の検討では、検討横断図、上載荷重、裏込材(盛土材)の単位体積重量(γ)、内部摩擦角(φ)、
  粘着力(c)、基礎地盤の設計地盤定数、必要根入れ、地震時考慮の有無など。詳細設計においては、平面図、
  縦断図、擁壁計画範囲の各横断図が必要となります。


Q:設計時の単断面検討の必要日数はどのくらいですか?また詳細設計の必要日数はどうですか?

A:目安としては単断面検討が2日〜3日、詳細設計が1週間〜2週間程度になります。規模によっても変わります。


Q:コスモグリッドは繊維系材料ですが、樹脂系材料と比較してどんな違いがありますか?

A:樹脂系材料と比較して巻き癖が少なく、重量が軽いです。樹脂製品は樹脂のみで強度を出しているために
  製品厚みが厚く、繊維製品は繊維の強度に樹脂コーティング処理をしているので製品厚みが薄くなります。
  施工時にはロールカットや巻き込みが容易です。また温度変化による強度低下が少ない特徴もあります。


Q:製品重量はどのくらいですか?

A:下記のとおりです。(規格表にも記載しています)

CG-20 : 120g/u CG-40 : 270g/u CG-60 : 350g/u
CG-80 : 410g/u CG-100 : 540g/u CG-150 : 750g/u

Q:規格が違うシートはどう判別するのですか?

A:コスモグリッドは両サイドに5cmずつの耳がついています。その耳部分で色識別できるようにしています。


Q:コスモグリッドの価格は分かりますか?

A:「建設物価」「積算資料」に掲載されています。


Q:CG-20はなぜ「建設物価」に載っていないのですか?

A:補助材のため掲載していません。


Q:壁面強化材CG-20の使用方法を教えてください。

A:壁面材の引き抜け防止材として使用しています。上部植生土のう処理の際、土のう転倒防止材(巻込施工)としても
  使用しています。


Q:製品または補強盛土構築物の耐用年数を教えてください。

A:ジオテキスタイル補強土工法普及委員会(土木研究センターに所属)発行のマニュアルの基準に合わせて設計・施工を
  しておりますが、その資料によると「ジオテキスタイルの耐用年数に合わせてクリープを考慮した限界引張強さTcrを決定し、
  通常は50〜100年程度を目安にしています」とあります。


Q:壁面材の耐用年数を教えてください。

A:主資材のZAMの耐久年数は、複合サイクル腐食試験結果をベースに「建築物の耐久性向上技術の開発」の耐久性
  予測式を用いて算出すると、約60年相当になります。


Q:施工歩掛かりの根拠を教えてください。

A:“国土交通省 土木工事積算基準 第三章4-4 補強土壁工”によります。


Q:他社製品と比較して敷設・組み立ての手間はどうですか?

A:コスモグリッドは製品幅が2mあって他社製品より長いので、設置の手間が少なくなります。


Q:グリッドとグリッドの重なりの摩擦は避けられますか?

A:グリッドとグリッドが重なる場合(R施工や折れ施工)、グリッド間に砂などを挟んで摩擦力低下防止を行うことができます。


Q:繋ぎ合わせはできますか?

A:折り返し接続を行えば繋ぎ合わせは可能です。(折り返しは引き抜け防止のために必要です。)


Q:植生は不要なのですが、その場合壁面材エコユニットのエキスパンド表面の処理はどうするのですか?

A:土の浸食防止のため、壁面材と土の間に浸食防止マット(不織布など)を入れて設計しています。
  エコユニットは耐食性に優れた材料ZAMを使用しているので、それ以外の対策や処理は必要ありません。


Q:壁面材エコユニットのコーナー部分のエキスパンドの処理はどうするのですか?

A:サンダーやクリッパーにて現場加工を行い、ワイヤークリップにて接続処理を行います。


Q:コスモグリッド補強土で地山を考慮することは出来ますか?

A:地山面に沿ってコスモグリッドを配置する事が出来ます。


Q:補強土計画範囲に横断管(カルバート、ヒューム管)など設置されていても大丈夫ですか?

A:管径の大きさなど位置を考慮して設計することも出来ます。


Q:補強土天端に防護柵(ガードレール、ガードケーブル、ガードパイプ)など設置は可能でしょうか?

A:壁面材や補強材に干渉しないよう計画が望ましく、干渉する場合は上載盛土を設けて壁位置を前面にずらすか
  補強土天端に独立防護柵を設けて補強土に影響しないよう計画します。


Q:河川や水位が高く補強土に影響が有る場合に、重力式基礎の上にコスモグリッド補強土は構築可能でしょうか?

A:コスモグリッド補強土の自重を上載荷重として負荷させて、下部工の検討をすることは可能です。


Q:支持層、岩盤が出てこない場合の対策はありますか?

A:補強土壁の場合は、良質土や砕石などで置換えたり、地盤を改良したり、マットレス工法を併用したり、根入れを支持層まで
  深くしたり、状況に応じて最善な対策を講じます。 補強盛土の場合は、N値5より地盤が悪い場合も同様です。


Q:盛土材の試験や支持力の試験に必要な試験はありますか?

A:盛土材は三軸圧縮試験、基礎地盤は平板載荷試験で行います。


Q:施工において重機は必要ですか?

A:壁面材の組立・設置は人力で行います。敷き均し、締め固めには振動ローラーやタイヤローラー、ランマーが必要です。


Q:冬期の施工は可能ですか?

A:盛土材、基礎地盤などが凍上する恐れがある場合は、避けて下さい。


Q:施工指導はしてくれますか?

A:スケジュールを合わせて指導させて頂きます。



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