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イノベーション領域

私たちは社会の持続的発展に貢献し、安全・安心を通して人々の豊かな暮らしを実現できるイノベーションにも取り組んでいます。
お客様の潜在的なご要望から本質を追求し、長年培ってきた解析技術・空気膜技術・生産技術など、素材探求と生産技術研究との融合を図りながら新たな価値を創り出します。

技術領域

空気膜構造の設計

空気膜構造の設計

複雑な膜構造の形状を成形するために、これまでは模型製作から裁断図作成と膨大な時間がかかっていました。当社では独自に直交異方性の材料特性を加味した解析手法を開発し、精度よく製作する技術を取得しています。現在では、模型は安全性確認を行う目的のために使用しています。

通信設備保護カバーの設計

通信設備保護カバーの設計

通信設備用保護カバーFEE DOMEの設計には、雪や風荷重に対して構造的に安全であるかを検証します。また温度によるクリープ現象が送受信機器へおよぼす干渉状況などを、事前に解析ソフトを用いて確認をします。

さまざまな材料試験

さまざまな材料試験

構造解析に必須の材料定数を求める試験のほか、開発目的にかなう検証を行っております。例えば上記の通信設備用保護カバーの膜材には、電波反射並びに透過特性についての基材試験を行うほか、構造解析に必要となる材料定数を求めるための試験を実施します。

これまでの開発例

エアードーム工法®(空気膜型枠)

エアードーム工法®(空気膜型枠)

在来工法では2ケ月間かかっていた欠球シェルの形成を2週間に大幅短縮し、減少する熟練型枠工に依存しないエアードーム工法を開発しました。現在では国内の浄水タンクや農業用ファームポンドなど、300基以上で採用されています。

アンテナカバー

アンテナカバー

国内外の天文台のアンテナカバーを設計・製作。国立天文台の3次元地図づくりプロジェクトであるVERA計画では、雨・紫外線からアンテナを守り、宇宙からの電磁波を最大限に透過することを求められました。ほかにも「南極10m級テラヘルツ望遠鏡」など、重要な研究機構のアンテナカバーに多数採用されています。
[画像提供:アルマ天文台(チリ)/国立天文台]

コンタミカバー

コンタミカバー

JAXAに納品されたコンタミカバーで、スペースシャトル・エンデバー号のX線カメラを保護するために使用されました。紫外線が強い宇宙空間で使用できる耐久性の高い素材を用い、ロボットアームで簡単に取り外しができる加工を施しています。
[画像提供:JAXA]

GJカテーテル工法(特許取得済)

GJカテーテル工法(特許取得済)

電柱内部に袋状の高強度繊維を挿入し、その中にモルタルを注入することで、電柱の全長を内部から補強する工法。
建替困難な電柱の更改方法のひとつに高強度繊維の外巻工法がありますが、電柱上部の作業による停電が必要になります。GJカテーテル工法では全長にわたる補強が可能であり、配電を止めることなく、施工時間短縮や省スペースでの工事が可能になります。

シートシャッター

シートシャッター

工場の出入り口や間仕切り・物流倉庫の集出荷場のシャッターに高強度で軽い膜素材を活用することによって、開閉スピードの向上を実現。異物の流入を防ぎ、安定した空調を維持することができます。
国内で初めてオレフィン材料を使用したシートシャッターを実現しました。
[画像提供:三和シヤッター工業(株)]

主な取り扱い商品

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