バイオプラスチック
昨今問題になっている地球温暖化は、気温の上昇だけでなく豪雨や熱波・干ばつなどの異常気象を引き起こしていますが、それらは「温室効果ガス排出量増加」が大きな要因だと考えられています。
社会貢献を使命とし、2013年から「温室効果ガス排出量削減」に寄与するバイオプラスチック製品の販売を開始し、地球環境に配慮した製品の開発・製造を推進しています。
バイオプラスチックとは
バイオプラスチックは植物由来原料

サトウキビやトウモロコシなどの植物を原料とする植物由来のプラスチックで、近年包装材や容器などに活用が広がっています。特に弊社で使用しているのはサトウキビの廃糖蜜(砂糖を精製するときに発生する液体)なので、食物競合となりません。
石油原料の一部を植物由来に置き換えることで、有限資源の節約になります。
バイオプラスチックで温室効果ガスを削減

プラスチック製品を焼却処分すると二酸化炭素排出量が増加しますが、バイオプラスチックの原料である植物は二酸化炭素を吸収するので、排出量を削減しているという考え方ができます。(カーボンニュートラル)
◆「温室効果ガス」には、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンガスなどがありますが、その中で「二酸化炭素」が最も地球温暖化に影響を与えています。
エコマーク・BPマークの環境マークを取得

弊社のバイオプラスチック製品の多くは(公財)日本環境協会のエコマークや日本バイオプラスチック協会のバイオマスプラマークを取得しています。
基準以上の植物原料を使用しているのはもちろん、安全な原料を用い、環境法規を順守した工程で製造されていることが第3者機関によって証明されています。
主なバイオプラスチック製品
バイオターフ®(スポーツ用人工芝)

植物由来のバイオポリエチレンを一部使用したスポーツ用人工芝です。
テニスコート用の砂入り人工芝とサッカー場やフットサルコート用のロングパイル芝の2種があります。
◆バイオターフの温室効果ガス削減換算量
テニスコート1面(700㎡)の場合
→1.0トン(杉の木71本が1年間に吸収するCO2量に相当)
サッカー場1面(8,000㎡)の場合
→19.3トン(杉の木1384本が1年間に吸収するCO2量に相当)
バイオエコサンクネット®(袋型根固め工法用袋材)

植物由来のバイオポリエステルを一部使用した袋型根固め工法用袋材です。国交省の要求性能に適合した強度や耐候性などを十分備えています。
護岸根固め工、河川護岸工・護床工、橋脚根固め工、水制工、災害復旧工など土木工事での多目的な利用が可能です。
◆バイオエコサンクネットの温室効果ガス削減換算量
R2(2トン)タイプ・100袋の場合
→184.7キロ(杉の木13.2本が1年間に吸収するCO2量に相当)
法面マットフィルター®(法面保護用マット)

植物由来のバイオポリエチレンを一部使用した法面保護用のマットです。
取り扱いが容易で法面を簡単に覆うことができ、侵食・土砂流出を長期間防ぐことができます。
取り扱い商品

バイオターフ®
(スポーツ用人工芝)
テニスコート用の「砂入り人工芝」とサッカー場やフットサルコート用の「ロングパイル人工芝」の2種があり、ほかに防球ネット「バイオスポーツネット® 」もございます。
◆NETIS登録番号:KT-160011-A(掲載終了)

バイオエコサンクネット®
(袋型根固め工法用袋材)
袋型根固め工法用袋材は網状に製作した袋材で、その中に現地発生材、割栗石、コンクリート塊(リサイクル材)等を充填して使用します。根固め工、護岸工、橋脚等の根固め工など多目的に利用可能です。
◆NETIS登録番号:KT-170113-VE

法面マットフィルター®
(法面保護用マット)
強度が強いポリエチレン繊維を用いてワラコモ状に製作した法面保護用マットです。取扱いが容易で法面を簡単に覆うことができ、長期間、浸食や土砂の流出を防ぐことができます。
◆NETIS登録番号:KT-150058-A(掲載終了)