フワフワドーム(国営武蔵丘陵森林公園)定期点検の実施
1.定期点検とは
専門技術者が一定期間(年1回以上)ごとに、行う点検です。
基本的な遊具劣化点検に加え、遊具に潜む危険性を洗い出し、遊具事故の未然防止を行っております。
摩耗状況や変形、ならびに経年変化などの「劣化診断」と、遊具の規準(JPFA-SP-S:2024)に基づき形状や安全領域などの判定を行う「規準診断」とがあります。
●公園施設製品安全管理士・公園施設製品整備技師によるアフターケアー
一般社団法人日本公園施設業協会が認定する専門技術者(公園施設製品安全管理士・公園施設製品整備技師)が実施する遊具の定期点検を通じて安全性を維持します。
2.点検風景
①高さ確認
②安全領域確認
安全領域とは
子どもが遊具から落下したり飛び出したりした場合に到達すると想定される範囲で、遊具を安全に利用するために必要な空間をいいます。
③利用注意看板確認
このような利用注意看板を設置し、安全な利用のため必要な様々な情報を伝え、わかりやすく案内し、全ての人が安心・安全・快適に利用できるよう機能を担っています。
④接線勾配確認
接線勾配とは
設置面に対する、外膜の外周から外膜の面に接する線の仰角です。
⑤劣化点検
目視にて点検を行っています。
⑥内部点検
全国にあるフワフワドームで唯一、外膜と内幕の間に入り点検を行っています。
※内部は蒸し風呂状態💦
⑦桝・機械室確認
⑧反発力確認
3.点検後は報告書(JPFA-SP-S:2024 準拠)を作成
定期点検表
点検写真台帳
4.フワフワドームは一般社団法人日本公園施設業協会が認定する安全遊具
安全性を重視し、一般社団法人 日本公園施設業協会(JPFA)の「遊具の安全に関する基準」に基づき、設計・施工しました。SPマーク認定製品です。
作成:大嘉産業株式会社 産業資材事業部 環境施設部
木下 忠司
綿貫 由依
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